皆さんこんにちは!
いやー暑いですねー。。。
最近暑さが異常過ぎて常に水にでも飛び込んでおきたい千達です。
以前コロナが蔓延する前はジムに通っていたのでプールで気持ちよく魚のようになってたのですが、コロナでジムが封鎖されてから行かなくなり、現在もそれが尾を引いております。
いやープール行きたい!!(><
コロナ落ち着いたら再開しようかと思っていたのですがね。。。
なんか最近余計に大変な事になってますし、、、当分お預けかな??
皆さんも何とか頑張ってこの暑さを乗り越えて行きましょう!!
はい、という事で今回の記事はこちら!!
じゃじゃん!僕の新しい愛機の紹介です!
そう!実はもう動画でお披露目してまして(リンクで飛べます。)
な、なんだそのギターは!!!Σ( ̄ロ ̄lll)
っと多数のご質問を頂いていたのですが、、、
最近色々忙しくてブログを書くのを忘れてた・・・っという落ちです(笑
今回このギターを作ってもらうのに大切なのが以前使っていたPRSですね!
こちらの個体!
僕の「理想のギター」は「1本で何でもこなせてしまうギター」
何の楽器でもそうですが、同じモデル、同じ作り方でも個体差というのがあるのですよ。
なので全く同じ楽器というのは存在しません。
同じモデルでもそれくらい差があるのに、メーカーが違う、ボディの形が違う、などあると・・・もうかなーり差が出てくるんですねー。。。
んで、ギターを変えるという事は実は結構リスクなんではないかっと思ってまして。
まぁちょろっとは弾けるんですが、やはり感覚が変わってしまうので「慣れるのに時間がかかってしまう」という事なんです。
なので極力変えたくない、変えるにしても極力近いものにしたい・・・と言うのが僕の願いでした。
あ、ちなみにこれはあくまで僕の感覚、考え方なので人それぞれ違います。
いっぱいギター持たれてる方も全然いますし、ライブ中に10本とか変える方もいますからねー
まぁ僕の適応能力が低い・・・っと思っていただければいいかと!笑
これを踏まえた上での「一本で全ての事が賄えるであろうギター」っというのが理想!という事です。
そしてこのPRSが「これが僕の理想の形!」と言っていいほどオールラウンダーだったのですよー
ただ欠点がありました、それは。
ボディが小さくて弾きづらい
レバースイッチの位置が悪く、演奏中に操作し辛い
アームの付き方が独特で一般的なギターと比べると使い辛い
こんな感じですかね!
もともとストラト使いだったため、こういう所が凄い扱い辛くてやきもきしてたのですね。
「こういうホロウボディのストラトとかないかなー」
なんて妄想してたんですよ。。。。。
そしたらまぁなんと!たまたま見たサイトにこんなものが!!!
な、なんだこれは!!!Σ( ̄ロ ̄lll)
いやー、一瞬で心を撃ち抜かれてしまいました。。。
ホロウボディのストラト、しかもマホガニーネックホガニーボディっとまさにこのPRSをストラト化したかのようなギター!
違いは「フルホロウ」か「セミホロウ」っという感じ。
このST Pepperはフルホロウでボディの中が全部くりぬかれた状態、要はアコギやフルアコと同じような構造。対してPRSはセミホロウなので半分くらい繰りぬかれた状態なんですよね!
当然音は全然違うのですが、こんな妄想してるタイミングでこんなのが発表されてしまうとこいつを手に入れない手はないです。
そしてメーカーはFreedom Custom Guitar Research。
以前からずっと気になっていたメーカーさんですね!(僕のブログでも何回か登場してます。
まず経営理念が凄く良くて、「50年以上は保てる楽器を作る!」というもの。
僕みたいな1本をこよなく愛したい人にはこれほど強気に後押ししてくる物があると安心して使えますよね!
これほど作ってる側に共感できた事は今までなかったと思います。
そんなFreedomさんのギターですが、なぜ今まで手に取らなかったかというと。。。
たま数が少なくて福岡の方にもあまり置いてないのですよ。。。(TOT)泣
大阪や東京などに出た時に何本か試奏したりしてたのですが、煮詰めるまでにはちょっと時間が足りなかったのですよね・・笑
ただ今回はそうも言ってられない!!これは何が何でも試しさなければ!!
っとそう思っていた時に例のウイルスが蔓延し始めて動きを封じられてしまう・・・っという・・・なんとも運の悪い状況に。。。
どうしようどうしよう・・・っと路頭に迷っていた時にS楽器のK君に相談したところ。。
この日の出来事が起きたのでした(><笑
K君がメーカーさんに駆けよってくれてデモ機を借りれる事に!
いやー感謝感謝!
そしてこの日弾いたデモ機をもとに改良点を洗い出してメーカーさんと相談しつつオーダーされた子がこいつです!!
いやーカッコ良いですね!(><
本当はもうちょっとサイトの色みたいに緑っぽい?感じが良かったのですが、結構青々とした感じになりましたね(笑
今回のSt Pepperですが、Freedomさんに無理言ってちょっと違う仕様にして頂いています。
変更点
ピッチ間を11.3mmから10.8mmに変更
ブリッジをVSVGに変更
Pickupのミニスイッチ増設(フロント、リア独立)
こんな感じにして頂きました。
ピッチ間に関してはビンテージ思考の方は11.3mmでも問題ないと思うのですが、ビンテージなんて扱う事ないし、今まで10.8mmばかりだったのでそちらに合わせて頂きました。
ブリッジも僕と言えば!というくらいお馴染みのWilkinson VSVGですね!
田川モデルのギターと同じ仕様になってます。
そして一番の拘り点はここ!
増設したミニスイッチです!
Freedomさんの自社PickupにHybrid Humbuckerというpickupがあるのですが、そちらのpickupをこちらのSt Pepperには2基搭載しております。
通常のHumbuckerはタップして半分殺しシングルの音にする、というのをよくやるのですが、この「pickupの半分を殺す」というのがなかなか曲者で、半分殺してシングルの音にすると音が痩せてペラペラの音になってしまうのです。
数字で説明するとわかりやすいかもしれませんが、通常のHumbuckerの状態が「2」だったとして、半分殺した場合は出力が「1」になるはず・・・なんですが、それがそう上手く行かないのですよね。。実際は「0.7」とかそれくらいまで出力が下がってしまいます。
上手くそこも考慮したうえでセッティングしないと「使えない音」になってしまうのです。
ですがこのHybrid Humbuckerは構造が特殊で通常のシングルPickupがHumbuckerに内蔵されているのでタップして半分殺すとちょうど半分の出力になるようになってます。
用はシングルpickupとHumbuckerが共存している夢のようなアイテムなわけです!
そしてそれに加えて一番下のトーンポットを回すと・・・・・な、なんと!
シングルからHumbuckerへ無段階で音を変えて行くことが出来るのです!
先ほどと同じように数字で表すと。
シングルの状態が「1」Humbuckerの状態が「2」だとすると
シングルとHumbuckerの中間の音「1.5」の位置にしたり、シングルに少し厚みを持たせた「1.2」くらいの音、はたまたHumbuckerを少しシングルっぽさを足して立ち上がりを良くした「1.8」くらいの音、、、などなどこの間が無段階で調整が出来るのです!!!
これはマジで凄い。。(><
LIVEとかやってるといくら音作っててもやってる時に「音が細いなー」とかあるんですよねー。いつも同じ音でやってても環境で音って変わりますから、そういう時にちょっと微調整!なんて事が出来るわけです!まさに痒い所に手が届く仕様!(><
そんなHumbuckerですが、もともとこのモデルはトーンポット(タップコントローラー)での調整しか出来なかったのですが、今回ミニスイッチを付けてもらう事により色んな場面に対応しやすくして頂きました。
ミニスイッチは3wayになってまして、使用はこんな感じ!(フロント側から1.2.3)
1 シングルモード(ハムタップ状態、タップコントローラーバイパス)
2 Hybridモード(タップコントローラで無段階に可変)
3 Humbuckerモード(ハムシリーズ状態、タップコントローラーバイパス)
このようにする事によって瞬時にシングルからハムに切り替えたり、タップコントローラで作った中間の音を呼び出すことが出来ます。
弾いてて音が細いなーと思たら一段階あげたり、張りが欲しかったらコントローラいじってみたいとか色んな場面に対応出来るようになりました!
意外とこういう痒い所に手が届く物ってなかったので画期的なシステムだと思います!
ちなみに僕のタップコントローラーの定位置は大体1.3くらい?の所ですね!
シングルよりハムよりの所が凄く艶がっぽく色気があって好きなんですよー(><
偉い熱く語ってしまいましたが・・・Freedomさんのギターに惚れかけていた第一のシステムがこちらのHybrid Humbuckerです。
そしてFreedom Custom Guitar Researchと言えばこちらですよね!
そう、ステンレスフレットです。
ギターと言えば昔からニッケルのフレットですが、実は僕ステンレス信者なんですよ(><
滑らかな弾き心地といつでもピカピカというのが良いですよねー!
結構ギタリスト同士だとニッケルダ!ニッケルだ!!!っと喧嘩になりそうになるのですが、僕はもうステンレス一択しかない!って言うくらいステンレス好きです。
「ステンレスにすると音が固い」とか言われますけど、そんなに気にならないんですよねー
でもそんなあなたに朗報です!
Freedom Custom Guitar ResearchのステンレスフレットWarmは通常のニッケルのフレットより実は柔らかいのです!笑
ニッケルとステンレスでは硬度が違ってニッケルよりステンレスの方が硬いため「音が硬くなる」と言われていますが、ニッケルより柔らかいステンレスがあるとなると話は別ですよね!
ニッケルはすぐ曇って演奏性は低下します、でもステンレスならいつもピカピカなので良く滑るため演奏性もめちゃくちゃ良いのですよ!
なのでステンレスが嫌いという方ほどこのFreedomさんのWarmは使ってみて頂きたい!
きっと病みつき間違いなしですd(><
・・・っとなんかFreedomの回し者か!ってくらい押してますね!笑
でもそれくらい凄い商品なんですよ!
僕はもうこのフレットがない世界は想像できないくらいに・・・。
あ、ちなみに僕はWarmではなくSpeedy派です!
より硬く長持ちするので(><
っという事でとても素晴らしいギターを作って頂いてとてもテンションがアゲアゲな千達なのでした!
ねー・・・見てくださいよ!この記事の量!笑
書き出すと止まらなくなって気が付いたらこんな量になってました。。。
まぁ熱く語らなければ良いのでしょうが、やはり良い物は良い!っと広めたいですからねー(><
っという事で長々とお付き合いありがとうございました。
実は最後に一言言うと、「少し詰めが甘かった」と言うのが今回の正直な気持ちなのですよ!
それは上でも述べた通り「フルホロウボディ」と言うのがやっぱりネックになったかなーっと。
僕の事知ってる方だとわかると思いますが、スタイルがどっちかというとやっぱりロックよりなのですよね!なので少しJAZZというか、ふわっとした方に寄せ過ぎたかなーと言うのが正直なところです。
そう!「ロック寄りのギターが欲しい!!!!」
さてどうする千達!!次回・・・・・。。
っという事で今日はこの辺で~♪
Comments